初代が九州から移り住み、石巻で糀をつくってきました。私で、六代目になります。
先代までは仕込味噌が主力商品として脈々と静かに仕事をしておりました。
最初に、正直なことを申し上げます。糀は、黙って働く菌の仕事です。派手なところは、何ひとつありません。
だからこれまで、多くを語ってきませんでした。けれど、それではもう伝わらない時代になった気がしています。つくり手自身の言葉で、糀のことをきちんとお届けしたい。そう思って、このブログを始めました。
百十年、絶やさなかった菌
うちには、創業から受け継いできた糀の菌があります。百十年、一度も絶やすことなく繋いできました。
2011年、震災で店は大きな被害を受けました。多くを失いましたが、それでも糀づくりを再開できたのは、地域の方々が支えてくださったからです。
あのとき、改めて思いました。糀は、私たちだけのものではない。この土地と、人と共にあるものなのだと。
砂糖は、一切使いません
うちの看板は、飲む糀「華糀(はなこうじ)」です。甘いのに、砂糖は入れていません。
甘味料も、保存料、添加物を一切使っていません。
宮城県産ササニシキ100%、そのお米を、百十年の菌が、時間をかけてゆっくりと甘く変えていきます。待つだけで、こんなに甘くなるの? きっと、驚かれると思います。
これから、綴っていくこと
難しい話はいたしません。台所で、そっと役に立つことを書いていきます。
糀で体に起きること、華糀のいちばんおいしい使い方、石巻の四季と発酵のある暮らし。そうしたことを、ゆっくりお届けしていきます。
「発酵のある暮らし」を、ご一緒に
ブログの更新や、季節限定品のご案内は、メールでもお送りしています。
急いで売りたいわけではありません。糀のある暮らしを長く楽しんでくださる方と、
丁寧に繋がっていけたら。そう願っています。
百十年、私たちは「待つ」ことを生業にしてきました。このブログも、どうぞゆっくりとお付き合いください。
島津麹店 六代目
1件のコメント
これからも記事の更新楽しみにしています!